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2022-08-11 (Thu) 13:37

国内医学部:高IF論文数ランキング

IF:インパクトファクターとは、

各論文がどの程度、他の論文に引用されたかという雑誌(ジャーナル)の指標。
IFが高い雑誌ほど価値があるというもの。


例えば、
2022年度での高IF Journalは?

1位 CA-A CANCER JOURNAL FOR CLINICIANS 
 IF508.7


2位 LANCET
 IF 94.4


3位 NEW ENGLAND JOURNAL OF MEDICINE
 IF 91.2


4位 JAMA-JOURNAL OF THE AMERICAN MEDICAL ASSOCIATION 
 IF 84.7


5位 NATURE REVIEWS MOLECULAR CELL BIOLOGY
 IF 79.3

という感じだそうです。

医学部卒後に、いつかは書くことになるであろう英語論文。最初は国内に投稿する論文でも苦労することでしょうが、英語となるとさらなる苦労が強いられるでしょう。英語で書くだけでも大変ですが、なにしろ投稿論文のreviewerからの質問に答えて論文を随時推敲しなければなりません。しかし、一生に一つは書いておきたいものです。

ところで、
私が専門としていた整形関係で、acceptが難しいといわれるJBJS(America)でも5.8です。
IF>5であれば、偏差値60前後という感じでしょうか?
比較は難しいが。

小生が書いた論文のIF MaxジャーナルはTransplantationでしょうか?
これで、ようやく4.94。
よくacceptされたことがあるJ TraumaでIF 3.3ぐらい。
IF 10を超えればかなり凄いということになります。


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JTACS military graphic-Aug 22

よくacceptされたJ Traumaの表紙:
J Trauma Home Page から


m3comという医療関係の専門サイトにおいて、ジャーナルインパクトファクター(2021年発行版)の上位25%内に位置するジャーナルに収録されている論文を「Q1ジャーナル」と定義し、Q1ジャーナルに掲載された臨床医学論文の総数を大学別に集計したようです。先ほど述べたように上位25%内なので、acceptされるのはかなり難しい部類の論文といえます。

集計した大学は82大学で新設の国際医療福祉と東北医薬大も含まれています。


全国平均は359.2本で、平均を上回ったのは27大学上位には旧帝大である7大学の中に慶應義塾大学が食い込み、順天堂大学、広島大学が続きました。

10位から6位は以下のようになります。

10位:広島大

9位:順天堂

8位:北大

7位:東北大

6位:九大



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上位5大学について、診療科ごとの論文数順位は以下のようになります。


5位:名古屋大学
21診療科中4科(移植外科、呼吸器科、循環器内科、整形外科)で2位、血液科で3位を獲得。
Q1ジャーナル論文数:921

4位:慶應義塾大学
21診療科中、内分泌で1位、6科(眼科、産婦人科、消化器科、精神科、脳・神経科、皮膚科)で2位、3科(外科、呼吸器科、整形外科)で3位を獲得。
Q1ジャーナル論文数:1109

🥉3位:大阪大学
21診療科中3科(耳鼻咽喉科、循環器科、循環器内科)で1位、麻酔科で2位、6科(眼科、腫瘍内科、内科一般、内分泌、脳・神経科、放射線科)で3位を獲得。
Q1ジャーナル論文数:1174


🥈2位:京都大学
21診療科中6科(移植外科、血液科、呼吸器科、精神科、皮膚科、麻酔科)で1位、5科(外科、腫瘍内科、循環器科、内科一般、放射線科)で2位を獲得。
Q1ジャーナル論文数:1430


🥇1位:東京大学
今回集計した21診療科中7科(外科、眼科、産婦人科、腫瘍内科、消化器科、内科一般、脳・神経科)で1位、5科(血液科、小児科、精神科、内分泌、泌尿器科)で2位を獲得。
Q1ジャーナル論文数:1518


また、上位5位には入らなかったものの、論文数1位となった診療科がある大学は以下の4大学です。

北海道大学(全体順位8位):放射線科で1位
東京医科歯科大学(全体順位11位):整形外科、耳鼻咽喉科で1位
神戸大学(全体順位14位):小児科で1位
東京慈恵会医科大学(全体順位19位):泌尿器科で1位

先日、東工大との合併が発表された医科歯科大は11位でしたが、合併によりさらに順位が上がることもあるかもしれません。


さて、
私立大医学部のみのベスト10は?


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ベスト10内の慶応と順天は重複しますが、


1位:慶応大(全国順位 4位) Q1ジャーナル論文数:1109

2位:順天堂大(全国順位 9位) Q1ジャーナル論文数:721

3位:近畿大(全国順位 18位) Q1ジャーナル論文数:458

4位:慈恵医大(全国順位 19位) Q1ジャーナル論文数:441

5位:東京女子医(全国順位 9位) Q1ジャーナル論文数:410

6位:自治医大(全国順位 22位) Q1ジャーナル論文数:399

7位:埼玉医大(全国順位 25位) Q1ジャーナル論文数:389

8位:東京医大(全国順位 26位) Q1ジャーナル論文数:385

9位:日本医大(全国順位 28位) Q1ジャーナル論文数:340

10位:藤田医大(全国順位 30位) Q1ジャーナル論文数:324


地方のいわゆる駅弁大は苦戦しているようです。


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例を挙げると、

新潟 28位
福島県医大 31位
和歌山県医大 34位
群馬 41位
奈良県医大 45位
岐阜 47位
浜松医大 48位


私の母校;富山大は全国順位で52位。


新設の2つの大学:
国際医療福祉大 44位
東北医薬大 82位

と、医療福祉大が大勝利。

やはり、英語教育にも力を入れている大学なので、そこそこの業績を挙げるスタッフも充実しているということでしょうか?


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最終更新日 : 2022-08-11

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